トップページ > レーザープリンター、インクジェットプリンターの特徴とトナー、インクの違いについて
レーザープリンター、インクジェットプリンターの特徴とトナー、インクの違いについて
レーザープリンター、インクジェットプリンターの特徴とトナー、インクの違いについて
大企業・中小企業・個人商店を問わず、ビジネスにパソコンを利用することが欠かすことができない時代になりました。
それと同時に、企画書・報告書・見積書などの作成したデータや書類を印刷するためのプリンタも、オフィスに欠かせない周辺機器として最も使われている設備のひとつです。
一般的には、トナーカートリッジはレーザープリンタや複写機で使用され、インクカートリッジは、インクジェットプリンタで使用される消耗品です。
レーザープリンタ、インクジェットプリンタはそれぞれ性能面やコスト面での違いがあり、用途や目的に合わせてプリンタを選ぶことが重要です。
こちらではトナーとインクの違いなどについて、特性を理解しやすいようご紹介します。
素材・印字方法
トナーとインクではそれぞれ素材と印字方法が異なるため、特徴や特性が全く違います。
トナーの素材と印字方法
トナーとは色材として黒鉛や顔料を付着させた、非常に小さな粒状(約5ミクロン=0.005mm)の透明な樹脂(プラスチック)からできている粉です。
レーザープリンタや複写機の印刷では、この樹脂の粉(トナー)を静電気の力を使い、黒い筒(ドラムカートリッジ)から用紙に転写し、用紙に載っているトナーへ圧力と熱を加えることで紙へ定着させる方法で印刷が行われます。
インクの素材と印字方法
インクとは着色剤として顔料・染料を用いた液体です。(水、着色剤、浸透剤、乾燥防止剤、pH調整剤、防腐剤、防菌防かび剤などから構成されています。) インクに圧力や熱を加え直接用紙に噴射して紙に定着させることで印刷するインクジェットプリンタで使用されます。
トナーとインクの特徴
トナーは「定着性が高く色が滲まない」、「印刷速度が速い」、「カラーでも普通用紙を使用できる」、「耐久性が良い」などがメリットです。
一方で、インクジェットに比べると繊細な色の表現は低いため、文書や図面の印刷を頻繁に行うビジネスシーンでの活躍に向いています。
インクの大きな特長は「色の再現性が高いこと」です。
デメリットとしては、「専用紙以外での印刷で色が滲む」、「印刷速度が遅い」などがあります。
インクジェットプリンタを使用した印刷は、仕上がりを高画質にしたい写真印刷などに向いています。
印刷する紙について
トナー(レーザープリンタ、複写/コピー機)で使用する用紙
トナーを用紙に定着させる印刷方法のため、特殊な加工を施していない用紙にも印刷が可能です。レーザープリンタ専用紙はもちろん、OA用紙(コピー用紙/PPC用紙)、普通紙(上質紙)、再生紙など利用シーンに合わせて用紙を選べるため、大量印刷で用紙にかかる費用を抑えることができます。
(インクジェットプリンタ専用紙などの表面にコーティングのある用紙では、コーティングが熱によって溶けてしまい、不具合の原因になる場合があります。)
インク(インクジェットプリンタ)で使用する用紙
インク(インクジェットプリンタ)の場合、前述のとおり普通紙へ印刷すると色が滲んでしまうなど、インクが持っている高精細な表現などのメリットを十分に生かせません。 色の再現性に優れているというインクの特徴を生かすために、インクジェットプリンタ専用紙のご使用をお薦めします。
プリンタによる印刷時間の違い
オフィス向けのレーザープリンタでは、高速なもので20枚/分といったスペックをうたうものも多く、印刷物が大量にあっても印刷をスピーディーに進められる特徴が、レーザープリンタがビジネスシーンへ普及した大きな理由です。
一方、一般的なインクジェットプリンタでは印刷の際にプリンタヘッドを左右に動かしながら印刷するという構造のため、印刷速度という面ではレーザープリンタに劣ります。
短時間で大量の印刷をしたいと考えられている方には、トナーを使用するレーザープリンタや複写機を、鮮やかな色をしっかり浸透させて高画質に印刷したいと考えられている方には、インクジェットプリンタをおすすめします。
通販でリサイクルトナーやインクをお探しの方は、mitaをご利用ください。エプソンやリコーなど多数のメーカーのリサイクルトナーはもちろん、アウトレット商品で激安価格の新品トナーやインクを送料無料でお届け致します。
メーカー純正品はもちろん、輸入純正品・汎用品・再生品(リサイクル)と
3タイプのトナー・ドラムをご用意しております。
トナー・ドラムの商品一覧はこちら
FAXでご注文のお客様へ
FAXでのご注文の際は、注文用紙をダウンロードしてご利用ください。
注文用紙(PDF形式)をダウンロード