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買い換えたらやっておきたいプリンター長持ちマニュアル

プリンターソムリエが【プリンターが長持ちする方法】を教えます!
ご紹介しているのはほんの一部ですが、やるのとやらないのとでは雲泥の差が出ます。ぜひご参考にしてください。

手入れをする事によって寿命が延びます!

プリンターメーカーで消耗品の耐久ページ数(寿命)を公表していますが、実際には公表されている耐久ページ数前に定着器等のプリンター本体部材が摩擦して印字に支障が出る事が殆どです。日常的にプリンターの手入れや下記の運用を行う事により、買い替え時期を遅らせて修理・買換えコストの削減になる事があります。

少しでも寿命を延ばすウラ技を紹介します

●電源の適切なON・OFFとスリープ時間の設定●
プリンターは電源ON時やすりー(省電力モード)復帰時にウォーミングアップ動作やキャリプレージョン動作が発生します。 不要なウォーミングアップ動作を減らすためスリープモード移行時期を短くしすぎない事で消耗品やプリンター本体の部品および定期交換部品の寿命を延ばすことができます。電源のON・OFFは長期休暇など長期間稼働停止しない限りはカートリッジ交換時のみにしましょう。初期状態ではスリープ移行時期は短め設定されています。

●用紙粉末の清掃●
印刷をある程度続けると、用紙粉末がプリンター内に飛散し蓄積します。見える範囲で良いので定期的に清掃する事により、消耗品やプリンターの寿命も延ばす事が出来ます。また清掃する事によりカートリッジ不具合を防止する事も出来るのでカートリッジ交換時を目安に清掃する事をお勧めします。放置するとプリンター本体・カートリッジ共に悪影響を及ぼします。。

トナーカートリッジをギリギリまで使わない●
トナーの粒子は機種により最適な大きさがあり、1粒1粒が同じ大きさではありません。
印刷時はその機種に最も適した大きさの粒から消費されていく性質となっており、使用末期になったカートリッジ内には粒子の小さなトナー(言わば残りカスのようなトナー)ばかりが残ります。そのような使用末期の状態になると画像画質の低下の他、トナー飛散によるプリンター内部汚染の原因にもなるため「交換準備」や「交換予告」等の表示が出たら早めの交換をお勧めします(表示が出ない機種もあります)。

       

カートリッジの交換直後はプリンター内部をクリーニング

カートリッジ交換のタイミングに合わせて、定着器のクリーニングをお勧めします。キャノン製プリンターではクリーニング機能があるのでこれを使い、その他のクリーニング機能が無い機種では、白紙を10枚ほど印刷する事により定着器の汚れをある程度落とせることが出来ます。また、カートリッジ交換直後は交換時の振動等で、プリンター内部に付着した汚れが用紙の搬送経路に落下して、印字に一時的な汚れが発生するケースがありこちらも上記のクリーニングによって改善します。

       

用紙もカートリッジも長時間の入れっ放しは厳禁

プリンター内に長時間、トナーカートリッジや用紙を入れっ放しにしておくのは好ましくありません。用紙が湿気を吸うことで、印字品質の低下や紙詰まりの原因になるので、定期的な用紙の入れ替えをお勧めします。トナー/ドラムカートリッジも経時劣化をします。大容量トナーカートリッジを購入しても、使い切る前に部品等の経年劣化で、使用出来なくなってしまうケースがあります。目安としてカートリッジは2ヵ月に1回交換運用するのが理想で、使用頻度や印刷量に合わせて小容量のトナーカートリッジを使用する等、適切な消耗品選択をお勧めします。

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